石油給湯器の交換見積もり書で最低限チェックするべき3項目とは?

 

石油給湯器の交換見積もり書で、最も重要なのは「金額」だけではありません。

「なぜその金額になっているのか」の内容を重視しましょう。

 

給湯器の交換作業で発生する金額は、本体価格の他にも取付作業料、煙突や配管などの給湯器外部材費などが挙げられます。

もし、本来であれば交換するはずの部材費をカットし、少ない見積もり金額を提示していたとしたら…。

いわゆる手抜き工事と一緒で、安物買いの銭失いなんてことも不安になりますよね?

 

本記事では、石油給湯器の交換見積もりで本当にチェックするべき3項目についてご紹介します。

 

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絶対にチェックするべき3項目とは?

給湯器本体の型式

 

まずチェックするべき項目は「石油給湯器本体の型式」です。

というのも、多くのユーザーは「この機種の見積書が欲しい」とは言わず、現場を見てもらったうえで「今使っている機種と同等の機種」というニュアンスで見積もり依頼をすることがほとんどだと思います。

 

しかし、今まで使用していた機種が現行機種として存在しない場合、業者の判断によっては後継機種に対して意識の違いの差が出ることがあります。

 

元々、石油給湯器A-001という機種を使っていて、今もなお石油給湯器A-001が販売されているなら問題ありません。

ただ、この機種が廃番になっている場合は後継機種の提示となり、その後継機種の判断が「石油給湯器A-002だという判断をする業者もいれば、B-001が後継機種だと判断する業者も出てくる」ということがあります。

 

給湯器の見積書を比較する際は、必ず「同じ品番、同じ機種で比較しているかどうか」を確認するようにしましょう。

 

石油給湯器の交換を済ませた後で、ホームセンターなどの広告を見て「こっちの方が断然安い!」とクレームが来るケースもありますが、この時は比較する機種がそもそも違うというケースが多いです。

 

給湯器本体からの値引き率

 

同じ機種の見積書であることを確認したら、今度は「給湯器本体からの値引き率」を確認しましょう。

特殊な事情でもなければ、基本的には給湯器本体は新品で長期在庫ということもほぼありませんから、「安ければ安いほどお得」です。

ここの金額は、業者の仕入れ値によって左右されています(安く仕入れている業者ほど、ユーザーに安く提供できます)。

 

給湯器交換業者は、メーカーから給湯器本体を購入するケースが多いのですが、当然メーカーも「お得意様には大きく値引きをする」などの優遇をしています。

そのため、交換業者の中にも本体を安く仕入れられる業者と、あまり安く仕入れられない業者とが出てきます。

本体の値引き率は、いわば「その交換業者が、業界でどれくらいの力を持っているか」の1番分かりやすいバロメーターだったりもするので、絶対にチェックしましょう。

 

給湯器本体、取付作業料以外の必要部材費

 

中古商品であるとか、長期在庫になっている商品であるなどの特別な事情を除けば、本体価格は安ければ安いほどお得です。

しかし「取付作業料、その他部材費」に関しては、安ければ安いほど良いとも一概には言えません

 

取付作業料というのは言わば技術費用ですから、自分の仕事にプライドを持っている業者ほど、ここを値引くということはしないでしょう。

最近の景気などを考慮すると「背に腹は代えられない」という側面もあるでしょうが、さすがに作業料だけを比較して3万円と5万円だったとしたら、3万円の業者の仕事内容に不安を感じませんか?

 

とは言っても、作業料に関しては実際の仕事を見てみないとハッキリと判断はできません。

一方で、部材費に関しては見積書の比較だけで分かる部分があります。

例えば、排気筒部材は給湯器の交換にあたって必ず交換が必要な部分なので、ここを削減するような業者は問題外です。

屋外の外壁に設置されている給湯器などは、排気筒が不要な機種もあります。

 

その他にも、以下の点について注目して見て下さい。

  • 配管保温材を交換するのか
  • 凍結予防ヒーターは新たに巻き直すのか
  • 配管カバーや排気カバーは新調するのか
  • 追い炊き配管の苦クリーニングは行うのか

 

複数の業者から見積書を貰っているのであれば、どの業者が何を必要経費として計上しているかが一目瞭然なので、金額的に安い業者に「意図的に削っている部分がないかどうか」を見てみましょう。

気になる点があったらそれについて質問し、納得のいく答えが返ってくるかどうかを見てから判断するのがおすすめです。

 

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オマケ要素、特典にも注目

 

給湯器の交換業者によっては、保証延長などのサービスを付けてくれるケースも珍しくありません。

ちなみに製品の保証延長については、施工業者が保証するものではなく、給湯器メーカーとユーザーの契約になるのが一般的です。

 

分かりやすく言うと「本来ならユーザーが然るべき費用を払ってメーカーに申し込むものであり、その費用を交換業者が負担しているだけ」とも言えます。

その交換費用は既に交換費用の中に含まれているので、実際には特典でも何でもないということが非常に多いです。

 

給湯器交換業者に保証してもらうのであれば、「給湯器本体以外の不具合」について保証してもらった方がいいでしょう。

業者によっては「工事保証」を付けていて、施工不良が原因で給湯器が壊れた場合、あるいは給湯器周辺の配管に不具合があった場合の保証をしてくれる業者もいます。

 

ただしこれについては「自分たちの不手際で何かあったら、自分たちが責任を取るのは当然」と考えている業者もいて、大々的に「工事保証を付けます!」というアピールをしている業者ばかりではないので、見積書の中で言及していないなら確認しておくことをおすすめします。

 

保証内容の話については、後々「言った・言ってない」のトラブルに発展してしまうケースが多いです。保証延長はメーカーから然るべき書類が送られてきますが、工事保証の場合は業者によります。口頭ではなく、出来るだけ書面で残してもらった方がいいでしょう。

 

 

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見積り書には金額以外の部分に重要なヒントが隠されている!

 

石油給湯器の交換で失敗しない為には、相場以上の無駄な出費をしないということを前提としたうえで、安さだけで判断しないということも重要です。

 

「せっかく金額的に安かったのに、煙突を交換していかなかった」なんてケースも稀にあります。

煙突費用は安くても1万円~2万円くらいはかかるので、これが削減できるなら安くて当然ですよね。

 

見積り書を比較する際は、トータル以外の細かい部分にも注意を払って比較してみてください。

 

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