石油給湯器の配管カバー、排気カバーは本当に必要?

 

いきなりですが、スマホにカバーって必要だと思いますか?

私の周りではハードタイプのケースを使用している人もいれば、手帳のような革製のケースを使用している人もいて、大半のユーザーがカバーを利用しているという感じです。

 

私はスマホカバーを使用しない派なのですが、使用したいという人の気持ちも十分に理解できます。

「落としてしまった時に、衝撃からスマホを守るため」ですよね。

 

では、給湯器の配管カバーって、何のために取り付けているのでしょうか。排気カバーについても同じです。

しっかりと必要性を理解して取り付けている場合は問題ありませんが、意外と「気付いたら勝手に取り付けられていた」というユーザーも少なくありません。

 

本記事では「石油給湯器の配管カバー、排気カバーの必要性」についてご紹介します。

 

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石油給湯器の配管カバーの必要性

配管カバーは風対策、見栄えを良くするため

配管カバーとは、給湯器本体の下部に取り付ける部材を指します。

取り付けられる目的は、主に「風対策/凍結対策」として取り付けられることが多いです。

 

 

石油給湯器ユーザーは雪国に住んでいる方が多いので、冬期間になると風が冷たいという所に設置されていることが多いです。

こんな時、外気温が1℃や2℃だったとしても、風が強ければ実際よりも体感温度は低く感じることがあります。

 

給湯器の配管も一緒です。気温が氷点下でなくても、風の煽りを受けることで配管が凍りやすくなってしまうということがあります。

このような状況で配管カバーを取り付けると、配管に直接風が当たるのを防げるため、屋外設置の給湯器の場合は、積極的に取り付けるケースも少なくありません。

 

屋内設置の配管カバーは「見栄え」の問題

一方で、屋内に設置している石油給湯器にも、配管カバーが設置されるケースが多いです。

この場合は100%、見栄えを良くするためだけに設置されています。

 

 

百歩譲って、脱衣所に給湯器が取り付けられている場合であれば、手を洗う目的で洗面所・脱衣所にお客さんが入ることもあるでしょう。

このようなケースで「少しでも綺麗に見せたい」という思惑があるのであれば、非常に理にかなった使い方ができていると思います。

 

一方で洗面所や脱衣所ではなく、ボイラー部屋に設置されているというケースも少なくありません。

そんな場合に配管カバーが必要かと聞かれたら、果たしてどうでしょうか。

「見栄えが悪いよりも、少しでも良い方がいい」という方は多いと思いますが、その配管カバーにも決して安くない費用が発生していることを理解してください。

 

配管カバーの定価は11000円程度

 

実は配管カバーは同梱品ではなく、れっきとした別売り部材です。

実際に配管カバーを使用しているユーザーの中にも「これって給湯器を買ったら付いてくるやつじゃないの?」と驚いてしまう人も少なくないと思います。

 

配管カバーの厄介な点、デメリットは以下の2点です。

  • 購入するのにお金が掛かる(11000円もの費用が必要)
  • 機械ごとに互換性がない

 

屋外設置の場合は、錆びたり変形したりするので、給湯器交換のタイミングで配管カバーも新しい物に替えることが望ましいです。

しかし屋内設置の場合、汚れたり変形したりということがないため、基本的には使い回したいと考えるユーザーが多いはずなのですが、残念ながら機種によって配管カバーの種類が異なります。

 

これによって「今まで使っていた物を使い回したい」ということができず、施工業者も施工業者で、当たり前のように交換見積もりに含んでくるという傾向が強いです。

 

ちなみに互換性がないとは言っても、ちょっとサイズが合わないという程度の差で、無理やり取り付けようと思ったら、取り付けられないこともありません。

あくまで美観だけの問題であれば、うまく誤魔化す方法はいくらでもあります。

 

施工業者の中には「以前も使用していたから、深いことは考えずに交換見積もりに計上した」とか、酷いケースだと「そもそも配管カバーが、何のために取り付けられているかも理解していない」という業者もいます。

 

そのような業者に対しては、こちらから「配管カバーって、本当に必要なんですか?」と聞くことが必要です。

多くの施工業者は、「配管カバーは必要ですか?」とは聞いてくれませんから。

 

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排気カバーの必要性

配管カバーと似たようなオプション部材に、排気カバーと呼ばれる別売り部材もあります。

排気カバーとは、屋外設置用の給湯器に使用する物で、本来であれば正面に排出される排気の方向を変更するための部材です。

 

 

具体例をご紹介すると、主に以下のような場合に使用されています。

  • 隣の家の外壁が近く、正面ではなく横方向に排気を出したい
  • 玄関付近に取り付けているため、不快に感じないような方向に排気を出したい

 

配管カバーほど、必要性の感じない現場に取り付けられているケースはありませんし、部材費も半額程度ですが、やはり不要な現場に使用されているというケースもあります。

このような部材を交換する業者が良い業者なのか、交換しない業者が良い業者なのか。それはユーザー側が判断しなくてはなりません。

 

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配管カバーや排気カバーが不要なら、それだけで交換費用が削減できる

 

複数社から見積もりを貰った時に、A業者は配管カバーを計上しており、B業者は配管カバーを計上していないというケースが出てきます。

 

少しでも経費を抑えて安く見せようという業者がいる一方で、何も考えずに必要部材として計上してくる業者もいれば、すべてを理解したうえで「交換は不要だろう」と計上しない業者もいるでしょう。

 

見積もりを見比べていて少しでも気になる点があったら、それを質問してみるのがおすすめです。

 

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