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メーカーサービスに給湯器交換を依頼するメリット・デメリット

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メーカーサービスに給湯器交換を依頼 メリット・デメリット

直接メーカーに修理依頼をしていなくても、実際にお家に来て給湯器の内部の修理をしてくれるのは「メーカーサービス」です。厳密に言うと給湯器メーカーではなく、あくまで給湯器メーカーと契約をしているメンテナンス専門業者と思ってください。

給湯器の修理を本業としているメーカーサービスは、ユーザーが使用している給湯器に対して引導を渡すことが多いです。そのため多くの方にとって「1番最初に給湯器の交換・買い替えについて相談する相手」になることが多いでしょう。

本記事では給湯器の交換作業をメーカーサービスに依頼することのメリット・デメリットについてご紹介します。

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給湯器の修理が出来るのはメーカーサービスのみ

給湯器の修理が出来るのはメーカーサービスのみ

メーカーサービス以外に修理依頼→巡り巡ってメーカーサービスに連絡がいく

基本的に給湯器の修理が出来るのはメーカーサービスのみです。その他の業者は「直そうと思ったら直せるけど部品が手に入らない」とか「そもそも直せる技術がない」など、力量は業者にとって様々です。

いずれにしてもメーカーサービス以外の業者が修理をしてしまうと、再故障の保証が付きません。90%以上の業者は「給湯器の交換なら自社で請け負うけど修理ならメーカーサービスに依頼する」というカタチになるでしょう。

交換した部品が1年以内に再故障した場合、メーカーサービスが修理をしていれば費用が発生しません。

メーカー以外の業者も新品給湯器への取替作業は可能

給湯器が故障したと思ったら、ユーザーは業者に修理依頼をすると思います。この時、まず最初に連絡する業者はユーザーによって様々です。お家を建てた時の業者に連絡する人もいれば、以前に給湯器を交換してくれた業者に依頼するという人もいるでしょう。

もしかするとここで連絡をした業者が、まずは最初に給湯器を見に来てくれるかもしれません。「もう機器寿命なので交換した方がいいですよ」などの説得にも負けず「ちょっと修理できるかどうか見てもらえませんか?」という方向で粘れば、最終的に来て修理をしてくれるのがメーカーサービスです。

ちなみにこの場合、裏では「買い替え希望の場合は話を戻してほしい」等の相談があったりして、メーカーサービスも新品交換への案内をすることがあります。

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メーカーサービスに給湯器交換を依頼するメリット

メリット
  • 今後、何かあった際にも優先的に面倒を見てもらえる
  • メーカー機器のスペシャリストのため、施工不良がほとんどない
  • 修理→買い替えの流れなら、現調済みで話がスムーズ

メーカーサービスに給湯器交換を依頼する際のメリットは、主に上記の3点です。1点ずつ、詳しく解説していきます。

今後、何かあった際にも優先的に面倒を見てもらえる

今後、その給湯器が壊れた時に修理を見に来てくれる業者なので、ここから購入することで「何かあった時の恩恵」が大きくなる可能性があります。例えばもし給湯器がいつか壊れてしまった時、冬の寒い日に故障してしまい「一刻も早く来て欲しい…」という時、優先して修理に来てくれるかもしれません。

もちろんメーカーサービスの立ち位置としては「ユーザーは皆、平等に対応する」というスタンスでしょうが、やはり「他業者から購入したユーザーと自社から購入してくれたユーザー」を天秤にかけたら…。大半の人は後者を優遇するような気がしませんか?

メーカー機器のスペシャリストのため、施工不良がほとんどない

メーカーサービスのスタッフは他業者がいい加減な施工をし、それが原因で故障した場合も修理に行って原因を改善しています。スタッフにも個人差はありますが、基本的には「給湯器に関する診断能力、施工技術はしっかりしている」傾向が強いです。

特に給湯器の場合は「ちゃんと修理ができる人に取り付けてもらいたい」と考える人も少なくありません。このような考えがある人はメーカーサービスに依頼をした方が安心できると思います。

修理→買い替えの流れなら、現調済みで話がスムーズ

修理→買い替えの流れなら、現調済みで話がスムーズ

ユーザーが給湯器の交換を決意する場面で1番多いのは「修理しようと思っていたけど思いのほか修理費用が高くなる内容で、それなら新品に交換した方がいいような気がした」というパターンです。

この時、引導を渡すのはメーカーサービスであることが多く、このスタッフは実際に設置状況などを見ているので改めて現場調査に来る必要がありません。

給湯器交換費用の見積もりを出してもらおうと思ったら、まずは現場を見ないことには話にならないので、そのような手間がなくスムーズに交換の話に入れるのも大きなメリットの1つです。

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メーカーサービスに給湯器交換を依頼するデメリット

デメリット

メーカーサービスの給湯器交換は値段的に高いことが多い

メーカーサービスに依頼した場合の最大のデメリットは、「他業者に比べて、給湯器交換費用が高い」という点です。全部が全部じゃないにしてもちょっと高い程度では済むことが少なく、大半のケースで「他業者とは比べ物にならないくらい高い」という可能性があります。

メーカーサービスの給湯器交換見積もりが高い理由は、メーカー自体が「メーカーサービスに給湯器本体の販売は期待しておらず、修理を専門にやって欲しい」という意向なので、メーカーサービスに給湯器本体を安く卸さないという部分もあります。

あとは周りの工務店からも「修理も買い替えもやっている→メーカーが肩入れしているのでは?→あのメーカーは使わないようにしよう」というような流れがあるのも事実です。これらが原因で、メーカーサービス自身も堂々と交換作業がやりにくいということが強く関係しています。

メーカーサービスは割と立場が弱い

メーカーは「修理はメーカーサービス、販売は地元の設備屋・水道屋」という考えで、メーカーサービスが出しゃばって取り付け工事をした時の他業者からのクレームを恐れています。

そしてメーカーサービス自身も「販売はしたいけど、それが原因で他の業者からクレームを付けられたらたまらない」という考えがあるので、基本的には「他業者とは価格競争をしない」というスタンスを取ることが多いです。

あとで自社が出した見積書を他業者に見られた時に、金額的に高ければ結果的に他業者にアシストできるかもしれません。次に見積もりをした業者が「メーカーさん、高いからね~。ウチならもっと安くやれますよ!」って言えたら、他業者の顔も立つでしょう。

一方で、割と真剣に値引いている見積書を見られたら「人の客を取ろうとしている」というクレーム案件に繋がるので、そもそもの見積もりから本気で金額を提示していないケースも少なくないです。

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「修理できる人に付けて欲しい」ならメーカーサービスへ依頼しよう

「修理できる人に付けて欲しい」ならメーカーサービスへ依頼しよう

金額的に高くても「修理できる人に取り付けて欲しい」という気持ちがあるなら、メーカーサービスに依頼するのも1つです。今後その給湯器を使用していく上で、優先的にサービスを受けられる可能性は非常に大きなメリットだと思います。

当サイトでは複数社(少なくとも3社以上)から見積書を貰うことを推奨しているので、まずは修理に来てもらった際にメーカーサービスから見積もりを作ってもらうというのもおすすめです。

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